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Mobile World Congress 2011で注目の製品

touchpad
Mobile World Congress 2011(MWC 2011)では、最新のスマートフォンが多数公開されているようですが、注目は何と行っても米Hewlett-Packard(HP)のブースではないでしょうか。Compaq時代の製品を除けば、Hewlett-Packard社にとってコンシューマ向け携帯電話市場への参入はPalm買収を経て初のブランドとなります。すでに2月9日に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催された「The Next Big Thing」イベントではモバイル機器向けのwebOSを採用した3つの製品が披露されましたが、中でも世界初となるwebOS搭載タブレットの「HP TouchPad」」が注目されています。「iPad」と同じく9.7インチのXGAタッチパネルを搭載し、プロセッサは米Qualcommの2コアSnapdragon APQ8060の1.2GHzを採用。メモリは16Gバイトまたは32Gバイト。ネットワークはIEEE 802.11b/g/n、WPA、WPA2、WEP、Buetooth 2.1をサポートしています。サイズは24×19×13.7センチで重さは740グラム。Quickofficeがプリインストールされており、MicrosoftのWordとExcelの閲覧、編集が可能となっています。
外観・UIもiPadそっくりな気がしますが、TouchPadは、まずWi-Fiモデルが今夏に発売され、後日3Gおよび4Gモデルがリリースされる予定となっており、価格は未定となっております。
そして、HP Veer(小型スマートフォン)です。ミッドレンジサイズに位置付けられる、スマートフォンの「HP Pre3」を一回り小型化しており、2.6インチのタッチパネル液晶にスライド式キーボードを備えています。縦84ミリ、横54.5ミリのカードサイズの小型スマートフォンです。解像度は320×400。重さは103グラム。ネットワークはIEEE 802.11b/g/n、WPA、WPA2、WEP、HSDPA 7.2/HSUPA 5.76、Quad-band GSM/EDGE: 850/900/1800/1900、GSM/GPRS/EDGE、Bluetooth 2.1に対応しています。
同クラスのマシンとしては非常に動作がきびきびとしており、webOS独特のジェスチャー操作と合わせて快適な操作感を実現しているそうです。またこれらの端末は、HPのクラウドプリントサービス「ePrint」を利用して無線で印刷でき、コミュニケーションスイート「HP Synergy」によってGoogleのクラウドサービスやFacebookなどの情報を一元管理できるほか、webOSアカウントで相互に連係できるとの事です。

2011/02/24 Posted in 気になるニュース by AT (この記事は投稿から13年が経過しています)

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