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南米ペルー2010 旅行記

9/21(火)
今日は思いのほか早く起きてしまい、朝6時30分には朝食を済ませ、9時のピックアップまでこれまでの旅の日記を書き留めた。するとあっという間に9時になってしまい、急いでホテルのロビーへ。すると顔見知りの団体(同じ旅行会社のツアー客)がいたので、挨拶をして流れにそってバスに乗り込むと、「あなたはこのバスではない。降りてください」。と言われ下車・・・。えっなんで!?と思いながらホテルのロビーに戻ると私のガイドという人が現れ、「Mr.TAKEDA?」「Yes」と応えると、あなたはプライベートですよと言われた。話を聞くとチェックアウトを行って、荷物をホテルに預けてくださいとの事。急いで部屋に戻りバックに荷物を詰め込んでチェックアウトした。
よくわからないのだが、確かにこれまでも旅行会社はいっしょで目的地もいっしょでも私一人だけが専用の車両を用意されていた・・・。「目的地がいっしょならみんな一緒でいいじゃん」と思いつつ乗り込んだ。そして船乗り場までの車中のなか、「あなたはラッキーよ」と告げられた。「えっなんで?」と聞くと、今日・明日とクスコでストライキがあるらしく、マチュピチュ行きの交通手段もクローズしているらしい。確かにほとんどの観光客はマチュピチュをメインにしているので、もし行けない場合の心境は計り知れない・・・。そしてこのプライベート状態はさらに続き、チチカカ湖に浮かぶウロス島への船(ボート)も贅沢に私とガイドだけ。その後のウロス島でのガイドや住民の人からの説明も全てプライベート状態。ちなみにこの島には現在5家族住んでいるそう。どういう生計をたて、どうやってこの浮き島を作っているか、主に何を食べ、どうやって料理をしているか等細かくガイドを受けた。全てハンドメイドの手芸やアクセサリーも売っており、さすがにこの島の観光客は私一人だったのでアルパカの手芸(タペストリー)を買った。トトラで作った船も乗って下さいと言われ「いくら?」と聞くと20$と言われたので断っていたところ、ガイドさんが「いくらならOK?」と言ってきたので「5$」というと交渉成立で乗る事に!出航前に女の子達が数曲歌を唄ってくれた。なぜかその中に日本の歌も「どんぐりコロコロ〜♫」船をこがせてくれたり、写真をとってくれたりと、プライベートならではの最高の時間と経験をさせてもらったが彼らにとっても観光事業は大切らしい。そんな貴重な時間を私一人の観光客のために・・・。
島への滞在はほんの1時間半ぐらいでしたがほぼプライベートな分、帰りの見送りには軽い「世界ウルルン滞在記」状態に・・・(泣)

▼唄ってくれてありがとう。
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▼トトラで作られた船。インカ時代、神聖な動物とされたプーマが施されている。
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12時頃にホテルへ戻されたが3時までのピックアップまで時間があったので、リマ通りをブラブラしたが食べたい料理のあるレストランや土産店もなかったので、さらにエリアを広げ散策すると、「カルド・デ・カジーナ」の写真があるレストランを発見!「カルド・デ・カジーナ」とは屋台とかでも食べられるファーストフード的な存在でこの店ではチキンヌードルにゆで卵が丸ごと入り、麺の下にはチキンレッグが。これはどちらかと言うとアジア系なので間違いないかも。正直プーノはちょっと退屈な街で時間を持て余してしまった。
結局、特に行く所もなく2時過ぎにはホテルに戻り、預けていた荷物を受け取り、ロビーでiPhoneの充電しながら待つ事に。3時には約束通り先ほどのガイドが子供達(息子2人)を連れて来てくれました。

▼カルド・デ・カジーナ
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▼プーノからフリアカに向かう途中でチチカカ湖を一望できる。
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▼車内から撮影したフリアカの市街。
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リマに戻る空港があるフリアカという街までプーノから約1時間。ガイドに聞くとプーノよりフリアカの人口の方が多いらしい。しかし感じた印象は何となくスラム街・・・。フリアカの観光は無くブラックマーケットも存在し、危険な街と言っていました。フリアカの空港に到着するとクスコでお世話になったガイドと昨夜、夕食を共にした人に会いました。本当にお世話になったガイドさん達にお礼を言いチェックインを済まし、待ち合い室で一人旅をしている人と、新たに自由旅行をしている「男女」としばしの情報交換。私の日程と旅費、そしてサービスを話すと正直悔しいけど、アタリだねと言っていた。確かにほとんどは8日間でまわるコースを6日間でこなし、さらにプライベート状態。個人としてはツアーとして参加している以上、団体行動を覚悟していたが、これじゃ丸で貸し切り状態。たった俺一人のために車両を用意する必要があるのか疑問ではある。しかもその専用車両には「武田 充俊様」と書いてあるし...。ただ字が違うっちゅうの。まあ細かな所は気にしない気にしない。ホテルに着いて落ち着いたのが夜9時頃。旅の日記の原稿書きもあるので部屋に閉じこもって書き物・・・。何とか今日までの旅のアウトラインを紙に記す事ができた。明日は2つ目の目的であるナスカの地上絵を見に行く。実質最終日だがかなりハードな1日になりそうだ。

3 Comments
2010/10/01 Posted in 旅行記 by AT (この記事は投稿から14年が経過しています)

3 Responses to '南米ペルー2010 旅行記'

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  1. ちわこ said,

    on 9月 3rd, 2011 at 12:55:16

    こんにちは。
    ペルー旅行記拝見させていただきました!
    私も近々ペルーへ行くのですが、見たところ滞在ホテルが全部同じです!(笑)

    私もiPhoneを持参するのですが、各ホテル、Wi-Fi環境どうでしたか??
    情報いただけたらな、と思います。
    なんか、同じ旅行会社っぽいなーと感じました(笑)

  2. AT said,

    on 9月 5th, 2011 at 8:52:09

    ちわこさん、こんにちは。リマのカルメルホテルではWi-Fi(無料)使えましたが、その他のホテルでは使えなかったです。たしかアクセスポイント自体が見つからなかったかと思います。まあハードすぎてネットどころではなかったですが(笑)それとクスコの1日目は高山病に気をつけてくださいね。それでは楽しんで来てください!

  3. ちわこ said,

    on 9月 5th, 2011 at 11:18:42

    ありがとうございます!
    そうでしたか、カルメルホテルだけしかWi-Fi使えないんですね!
    高山病、ほんとに不安です。薬を飲みながら、無理にはしゃぎすぎたりしないように気をつけて楽しんできます!
    ありがとうございました!!

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